製造工場を覗く

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紡績 −糸を作る−

最新のテクノロジーを駆使して設計した、環境にやさしい省エネルギータイプの最新鋭工場

年間を通じて、一定した温湿度管理で、安定した品質を確保しています。

ミキシング

色糸の場合は、トップ染した原料を、生地糸の場合は、指定混率になるように原料を混ぜ合わせます。

前紡

スライバーを数本ずつ合わせては、櫛掻きながら引き伸ばす事を繰り返して、細くて繊維がまっすぐで均一な粗糸をつくります。

精紡

粗糸を指定の番手まで引き伸ばし、撚りをかけます。これで単糸が出来上がります。これを2本揃えて撚りを掛けると双糸になります。
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織布 −布を作る−

ますます進む多品種少量生産に高速機械で短納期対応。市場ニーズに対応すべく、新たに新型8色機を導入。

多彩な糸使いと多色使いに対応できます。

整経

織物幅に必要なたて糸をつくります。このときの配列で、たて方向の柄が出来上がります。何千本もの糸が巻き取られていきます。

引き通し

織物幅に出来上がった糸を、一本一本ヘルドに通して、指定された織物組織になるようにします。

製織

たて糸によこ糸を入れて布を織ります。よこ糸の入れ方でよこ方向の柄が出来ます。
整経でのたて柄と織機でのよこ柄が合わさってチェック柄や複雑な柄が出来上がります。
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加工 −機能を生み出す−

あらゆる絨種に対応した、差別化商品の加工

長年培ってきた縮絨技術に裏打ちされたミルド加工、素材を生かした工程設計、多彩な機能加工など、
新旧の技術の融合で特徴ある商品を生み出しています。

洗絨

織りあがった生地の汚れを取り除きます。また、洗絨することで、羊毛の基礎風合いを作ります。

縮絨

ウール独特の工程で、積極的にフェルト化させることで、フラノのような肉厚の生地を作ります。

乾燥

濡れた生地を乾かすとともに、反物の幅を一定にします。ここでの幅が不安定なら品質に問題を起こします。

毛焼き

生地に直接炎をあてて、織物表面の毛を焼きます。

剪毛

織物表面の毛を刈り揃えます。生地と刃の隙間を変えることで、刈り揃える毛の長さが変わります。

蒸絨

毛織物は、蒸気で蒸すことでセットされ、型崩れしない織物になります。
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染色 −糸・布を染める−

色の再現性と小ロットに対応した設備と技術の融合

ユニフォーム商品の生産で培ってきた、レピート色管理システム及び色相品質管理で先染・後染にかかわらず、幅広く対応しています。

糸染

指定本数の糸をキャリヤに組込んで、染料と染色助剤を入れて高温で染色します。
1kgから対応可能です。

反染

洗絨工程の終わった反物に、染料と染色助剤を入れて高温で染色します。
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品質管理 −高品質を守る−

高品質を守る厳しいチェック体制

一貫工場として、各工程での厳しいチェックと前後工程へのフィードバック、最終検査、品質試験の上に高品質を維持しています。

検反

仕上がった反物の、長さや幅、品位を検査します。

品質試験

仕上がった反物の、物性や堅牢度を試験します。

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